「夫の浮気で離婚と慰謝料の請求を考えています。何度も浮気されたので限界を感じました。浮気の証拠は探偵さんにお願いして十分すぎるぐらいあると思いますが、夫は知人に「俺は財産も無いし貯金も無い、だから俺から慰謝料は取れない」を言っている様です。確かに以前の職場を辞めてから非正規雇用になって貯金を全て使ってしまったので貯金はありません。お金もなく財産も無い人からは慰謝料を取ることが出来ないのでしょうか?」
資力に乏しい相手から慰謝料を取るにはどうしたら良いのでしょうか?
『お金が無い人から慰謝料は取れるか?』弁護士に聞いてみました。
「慰謝料請求の相手が財産や預貯金も無く収入も低い場合には「無い袖は振れない」と高をくくっている場合があります。この様な場合には口頭での協議などでは埒があかないと考えたほうが良いでしょう。
きちんとした証拠があるのであれば裁判による慰謝料請求(裁判所に「訴状」を提出し,訴訟の提起をする)が有効でしょう。慰謝料額は婚姻期間や受けた精神的苦痛の度合いなど様々な要素を考慮した上で決定されますが、夫の一方的な不貞行為で離婚に至りなおかつ証拠も十分であれば有利な判決が出るでしょう。
相当分の慰謝料を払うように判決が出たのであれば給料の差押え・強制執行が可能になりますが、差押えが可能な範囲は、給料から所得税・住民税・社会保険料を控除した額の4分の1までです。
ただ、非正規雇用の場合には転職や退職によって差押えから逃げようとする場合もありますので、相手の両親へ交渉し連帯保証人になってもらうことも一つの方法です。もちろん相手の両親が承諾しない場合には不可能ですが、まともな感覚の親であれば引き受ける場合が多いでしょう。」
相手に支払い能力が無いからと諦めずに探偵・弁護士といった専門家に依頼して、今後の自分の為に慰謝料を勝ち取るべきです。
浮気の証拠集めはガルエージェンシー千葉駅前へ
探偵歴21年の探偵事務所所長。メンタルケアカウンセラー・メンタルケア心理士・行動心理士。横浜・千葉・東京で気軽に相談出来る探偵事務所を展開中。