「朝、いつもどおり仕事に出かけた主人が帰って来ないんです…」
仕事に追われ、忙しそうにしていたが家族に悩みを漏らすことも無かった。そんなご主人が突然いなくなり、出社もせず連絡が取れない…
この様な相談は冬季うつなどが増える年末が多いように思われるかもしれませんが季節を問わず増加しています。
家族が突然失踪してしまう原因は?
人間関係や仕事の悩み、病気、金銭的な悩みなどの様々な原因が考えられますが、まず考えられる原因の一つには家族内の問題やトラブルです。夫婦や家族の関係が悪化し、それが失踪の一因となることもあります。また、経済的な問題や借金トラブルなどがある場合も家族が失踪する理由となることがあります。
また、あまり考えたくはありませんが、犯罪に巻き込まれてしまった可能性です。犯罪者による誘拐や人身売買、あるいは家族内でのDVなどが原因で家族が失踪することもあります。このような場合、行方不明者は自らを守るために身を隠し消息を絶つことがあります。
さらに、精神的な問題やストレスが原因で失踪することもあります。うつ病や不安障害などのメンタルヘルスの問題がある場合、逃げ出すことで自分自身や周囲の人を守ろうとする場合があります。
家族の突然の失踪には様々な要素が絡んでいるため、一概には言えませんが、これらの要素を考慮することで、早期発見につながる場合があります。
家族が失踪してしまったら速やかに警察へ
もしも家族が突然失踪してしまった場合、まずは警察に連絡し行方不明者届の手続きを行うことが大切です。行方不明者の安全を最優先に考え専門家に任せ、他の家族で行方不明者が残した手掛かりなども探しましょう。
失踪の場合にはうつ病などを患っている場合もあり、突発的に命を断ってしまうケースも少なくありません。しかしながら、命に危険がある「特異行方不明者」と判断されるような書き置きなどが無ければ警察に相談をしても「一般行方不明者」として扱われて積極的に動いてくれない場合も多いのが現状です。
また、警察が本人を見つけても成人の場合には本人が拒否してしまえば家族にも居場所を教えてもらえないケースもあります。
一般行方不明者と特異行方不明者の違い
一般行方不明者(家出人)
本人に家出の意思があり、家出をした場合を指します。事件性がないため、積極的な捜索活動は行われないと考えて良いでしょう。しかし、そう見受けられてもご家族は行方不明者届を提出してください。
特異行方不明者(家出人)
本人に家出の意思がなく、外的要因によって失踪した場合や身体・生命の危機がある場合を指します。殺人・誘拐などの事件に巻込まれたり、日頃の言動や遺書から自殺の可能性がある人物、または、一人では遠方に行けない幼児や痴呆症の老人も該当します。
警察があまり動いてもらえない一般家出人だからといって、ご家族で探すには人手や時間もかかってしまうので現実的にはかなり難しいでしょう。その様な場合には探偵にご雑談ください。様々なノウハウや経験を活かし、些細な情報からでも迅速に探し出します。
千葉県の失踪者の捜索はガルエージェンシー千葉駅前へ
探偵歴21年の探偵事務所所長。メンタルケアカウンセラー・メンタルケア心理士・行動心理士。横浜・千葉・東京で気軽に相談出来る探偵事務所を展開中。