「浮気相手に慰謝料請求を考えていますが、今その相手が働いていないようで実家で暮らしています。お金が無い場合や収入の無い無職の場合には請求したとしても慰謝料は取れないのでしょうか?」
よくあるケースとしては夫の浮気相手が無職だったり資産等がない場合がありますが、その場合の慰謝料は支払ってもらうことは出来るのでしょうか?
『無職の人物に対する慰謝料請求について』弁護士に聞いてみました。
「慰謝料請求自体はもちろん可能ですが、収入や貯蓄が無いという理由で支払わない可能性が高いと思います。その場合は裁判に移行することとなり、支払いの判決が出てもなお相手方が支払いをしないようであれば強制執行となりますが、最押えが出来る給料などがない場合には分割払いを約束してもらい公正証書(強制執行認諾約款付)にしておいたほうが良いでしょう。
可能であれば相手方の両親などに連帯保証人になってもらうことも考えたほうが良いかもしれませんが、これは強制出来ません。これらのことを踏まえると無職などの相手に慰謝料請求をすることは無駄なのではないかと考えてしまう方も多いようですが、実際の例として浮気をした側、つまりご自身の配偶者が浮気相手の慰謝料分の金銭を浮気相手に渡し支払いに充てるというケースも少なくないようです。
いずれにせよ浮気相手に慰謝料を請求する場合には素性(仕事など関係する情報)も調べておいたほうが良いでしょう。」
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探偵歴21年の探偵事務所所長。メンタルケアカウンセラー・メンタルケア心理士・行動心理士。横浜・千葉・東京で気軽に相談出来る探偵事務所を展開中。